Fireflies.aiの代替ツール7選、2026年版のおすすめはこれ
Dzianis Kukareka, 創業者 · 更新日

Fireflies.aiは、会議をデータとして扱うチームのための議事録ツールです。ボットが通話を録音し、連携機能が文字起こし、アクションアイテム、トピックのアラートをCRMや数多くのSaaSツールに送り込みます。そうした用途であれば、非常に優秀です。
一方で、Fireflies.aiの代替ツールを探す理由もまたはっきりしています。ユーザー数ごとの料金が利用量ではなくチームの人数に応じて膨らむこと、議事録さえあればいい人には連携の仕組みが大げさすぎること、主要言語以外では多言語の品質が落ちること、そしてインタビュー、ポッドキャスト、講義、動画ファイルなど、ライブの会議以外は得意分野の外にあることです。ここでは、試す価値のあるFirefliesの代替ツール7つを、実際に任せたい仕事別に紹介します。
Fireflies.aiの代替ツールを選ぶときのポイント
議事録を使うのは誰か:振り返りを読む人間か、データを取り込むシステムか。この答えで、市場は真っ二つに分かれます。
料金の軸:ユーザー数ごと(チームの人数に比例)か、利用時間ごと(使用量に比例)か。人数は多いのに利用量が少ないチームは、ユーザー数課金で払いすぎになります。
会議以外の音声:インタビュー、ポッドキャスト、録画した動画も扱うなら、会議ボットは形が合いません。
自分の録音での対応言語と話者ラベルの品質:無料プランはそれを試すためにあります。
Fireflies.aiの代替ツールおすすめ7選
1. BlaBlaScribe:ライブ通話以外のあらゆる録音に
BlaBlaScribeは、ボットの代わりにもっとシンプルな約束を用意しています。どこで録音してもよく、アップロードする(またはYouTubeやポッドキャストのリンクを貼り付ける、ブラウザで録音する)だけで、120以上の言語で話者ラベル付きの文字起こしが手に入ります。そこから要約、アクションアイテム、翻訳、字幕、公開用の下書きまで、同じ画面で作成できます。会議もこの方法で問題なく扱えます。Zoom、Meet、Teamsにはいずれも録音機能があり、そのファイルはインタビューやポッドキャストと同じ流れで処理され、料金もユーザー数ではなく利用時間で決まります。
トレードオフは正直に言えばこうです。通話に参加するボットがないため、リアルタイムの文字起こしはありません。議事録ができるのは会議の最中ではなく、会議が終わった数分後です。
おすすめ:会議にとどまらない録音を扱うチームと、ユーザー数ごとの料金にうんざりしているすべての人。
2. Otter.ai:よりシンプルな議事録ツール
Firefliesが不要な配管工事のように感じるなら、Otterはそのメモ帳版です。リアルタイムの文字起こし、通話中のハイライト、振り返りの要約がそろっています。連携は少なめですが、そのぶん習得も簡単です。2つのツールの直接比較はOtterとFirefliesの比較記事で行っています。
おすすめ:議事録をどこかへ流し込むのではなく、自分で読む個人やチーム。
3. Fathom:Firefliesが有料の部分を無料で
Fathomは、個人向けの本当に使える無料プランと、すばやく整った要約で支持を集めてきました。チーム機能と連携は有料プランの範囲です。通話に追われる個人のコンサルタントにとっては、予算を抑えるための答えになります。
おすすめ:質のよい議事録を無料で使いたい個人。
4. tl;dv:会議を切り抜きで共有
tl;dvが力を入れているのは「瞬間」です。タイムスタンプ付きのハイライト、切り抜きの共有、重要なやり取りをまとめたリール動画など、ドキュメントではなく短い動画でコミュニケーションするチームのための議事録です。
おすすめ:会議の重要な場面を共有したいプロダクトチームやリサーチチーム。
5. Avoma:レベニューインテリジェンスの本格派
Firefliesでは物足りなくなって、つまり上位の機能を求めて離れるのであれば、Avomaが候補です。会話のスコアリング、コーチング、商談のリスクシグナルなどを求めるならこちら。Avomaが競うのはレベニューインテリジェンスの領域で、そこではCRM連携は目玉機能ではなく、あって当然の前提です。
おすすめ:議事録だけでなく、コーチング向けの分析まで求める営業組織。
6. Happyscribe:本当に必要なのが多言語と字幕なら
Firefliesを汎用の文字起こしツールとして使い、その限界にぶつかるチームもあります。Happyscribeの強みは、幅広い言語への対応、字幕の制作フロー、EU内でのデータ保管で、重要なファイル向けに人力のサービスも選べます。
おすすめ:多言語や字幕中心の作業、EUのコンプライアンス要件があるケース。
7. Rev:重要なファイルには人の手による精度を
法務、コンプライアンス、放送レベルの品質が求められる場面では、Revの人力の文字起こしが今も精度の最高峰です。ただし、料金も納期も人力ならではの水準です。コストに見合うのはどんなときかは、RevとAIの比較ガイドで解説しています。
おすすめ:誤りが本当に高くつく、まれなファイル。
Fireflies.aiの代替ツールの比較一覧
| ツール | 得意なこと | 注意点 |
|---|---|---|
| BlaBlaScribe | あらゆる録音、120以上の言語、コンテンツ出力 | ライブ参加型ボットなし |
| Otter.ai | シンプルなライブの議事録 | 連携の深さ |
| Fathom | 個人向けの無料プラン | チーム機能は有料 |
| tl;dv | 切り抜きとハイライト | データ連携は控えめ |
| Avoma | レベニューインテリジェンス | 費用、複雑さ |
| Happyscribe | 多言語、字幕、EU | 会議向けではない |
| Rev | 人の目で確認した精度 | 料金、納期 |
Fireflies特有の移行の落とし穴
Firefliesは配管のような存在なので、やめるときは「ファイルを書き出す」というより「連携を撤去する」作業になります。離れる際にチームがつまずくポイントは3つです。
存在を忘れていた自動化。勝手に埋まるCRMの項目、振り返りを投稿するSlackチャンネル、競合への言及で起動するワークフローなど。乗り換える前に洗い出しておきましょう。会議データが流れなくなっても、これらは大きな音を立てずに、静かに止まるからです。
トピックトラッカーの履歴は移行できません。「34件の通話で価格に言及」といった数か月分の分析はFireflies内だけのデータです。引用しているレポートは、サブスクリプションが切れる前に書き出しておきましょう。
共有チャンネルには、把握していない読み手がいます。カスタマーサクセスの誰かが、その振り返りを読んでいるはずです。乗り換えることと、今後議事録がどこに置かれるかを周知しておかないと、3週間後に苦情が届きます。
この棚卸しにはよい面もあります。実際に頼っている自動化は午後半日もあれば作り直せる、と気づくチームがほとんどです。残りは、請求額を正当化するためだけに置かれていた使われない機能でした。
Firefliesは今でも使う価値がある?
通話から本当にCRMが自動で埋まり、チームがトピックのアラートをもとに動いているなら、答えはイエスです。その自動化こそFirefliesの堀であり、よりシンプルなツールでは再現できません。使っていないパイプラインにお金を払っている、あるいは会議以外の音声を会議ツールに無理やり通している、と気づいたときが離れどきです。
乗り換える方法
残しておきたい文字起こしと議事録を書き出します。会議ツールはテキストを書き出せるので、アーカイブは持っていきましょう。
軸を決めます。よりシンプルな議事録(Otter、Fathom)か、より深い分析(Avoma)か、汎用の文字起こしワークフロー(BlaBlaScribe、Happyscribe)か。
実際の会議の録音1本と、会議以外のファイル1本を、候補ツールの無料プランで処理します。各プランの上限がどこで効いてくるかは、無料の文字起こしツールの解説で紹介しています。
作り直すのは、実際に使っていた自動化だけにします。ふたを開けてみれば2つだけだった、というチームがほとんどです。
よくある質問
無料で使えるFireflies.aiの代替ツールでおすすめは?
ライブの議事録ならFathom、アップロードした録音ならBlaBlaScribeの無料プランで、有料ユーザーと同じ文字起こしを自分のファイルで試せます。両方とも自分の音声で試してみてください。
通話にボットを入れずに議事録を作れますか?
できます。Zoom、Meet、Teamsの録音機能で録音し、あとからアップロードしましょう。ゲストにボットが見えることはなく、すべての音声を1つのワークフローで扱えます。手順は会議の文字起こしガイドで紹介しています。
多言語に一番強い代替ツールはどれですか?
BlaBlaScribeとHappyscribeはどちらも120以上の言語に対応し、翻訳機能も備えています。通話やコンテンツが英語だけでないなら、これが決め手になります。
まとめ
Firefliesは会議データの配管であり、しかも優れた配管です。ただ、議事録を読むのが人なら、よりシンプルなツールのほうが安く済みます。録音が会議の枠を超えているなら、コンテンツ中心の文字起こしツールのほうがうまくこなせます。任せたい仕事をはっきりさせ、候補を2つに絞り、1週間分の実際の録音で決めましょう。
録音をすぐに使えるテキストに変える
音声や動画をアップロード、YouTubeリンクを貼り付け、またはブラウザで録音するだけで、話者ラベル付きの文字起こしが120以上の言語で数分で手に入ります。
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