BlaBlaScribe vs Otter.ai ファイル派か、会議派か
この2つは解決する課題が違います。OtterはZoom、Teams、Meetの通話に参加し、英語中心の議事録を作成します。BlaBlaScribeは手元にある録音を、120以上の言語で文字起こし・字幕化します。インポートできるファイル数にも上限はありません。


BlaBlaScribe:アップロード数は無制限、1ファイル最長5時間、120以上の言語、タイムスタンプを保った翻訳。
Otter.ai:Zoom、Teams、Meetに参加するボットと、Salesforce・HubSpotとの連携。
BlaBlaScribe がおすすめの方
- 録音済みのインタビュー、ポッドキャスト、講義、動画を文字起こししたい
- 英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・日本語・中国語以外の言語も扱う
- 字幕や、文字起こしの翻訳版が必要
- 録音データをAIの学習に使われたくない
Otter.ai がおすすめの方
- すべての会議にボットが参加して、自動で議事録を作ってほしい
- 会議はほぼ英語で、CRM連携(Salesforce、HubSpot)が必要
- 最安の有料プランで月1,000分以上使いたい
- iOS・Androidアプリで会議の録音とメモを管理したい
機能別の比較
各サービスの公開されている料金・機能ページをもとにしています。「優位」マークはその項目でどちらが勝っているかを示します。
| 比較項目 全 13 項目 · 公開料金ページより | BlaBlaScribe600分 · 月額$14 | Otter.ai1,200分 · 月額$16.99 |
|---|---|---|
| 料金・制限 | ||
| 無料プラン | 登録時に90分、その後は毎月30分 | 月300分、1回の会話は30分まで |
| 最安の有料プラン | 月額$14 · 年払いなら$11(600分) | 月額$16.99 · 年払いなら$8.33(1,200分)優位 |
| ファイルのインポート | 上限なし(分数の範囲内で自由)優位 | Freeはアカウントごとに3件、Proは月10件 |
| 最長録音時間 | 1回のアップロードで5時間(全プラン)優位 | 30分(Free)、90分(Pro)、4時間(Business) |
| 文字起こし | ||
| 文字起こし対応言語 | 120以上優位 | 6言語(英・西・仏・独・日・中) |
| 話者識別 | あり(全プラン) | あり |
| リアルタイム会議ボット | なし(ファイルをアップロードするかリンクを貼り付け) | Zoom、Microsoft Teams、Google Meet優位 |
| CRM・ワークフロー連携 | BusinessでAPIを提供 | Salesforce、HubSpot、Zapier優位 |
| 字幕・翻訳 | ||
| 翻訳 | 50以上の言語、タイムスタンプを保持優位 | 専用機能なし(Otter Chatに依頼) |
| 無料プランの書き出し | SRTとTXT優位 | 書き出し不可 |
| 有料プランの書き出し | SRT、VTT、TXT、DOCX、PDF、CSV、XLSX、JSON優位 | TXT、PDF、DOCX、SRT、MP3 |
| プライバシー | ||
| データとAI学習 | 学習には一切使用しない優位 | 匿名化した上で使用 |
| データの保管場所 | EU(ドイツの自社サーバー) | 料金ページに記載なし(米国企業) |
出典: blablascribe.ai/pricing, otter.ai/pricing, help.otter.ai/hc/en-us/articles/360047538094-Conversation-import-and-app-limits-on-the-Basic-free-plan, help.otter.ai/hc/en-us/articles/360047247414-Supported-languages, otter.ai/privacy-security — 確認日:2026年10月2日. 料金は変更されることがあります。購入前に各社の公式サイトをご確認ください。
用途が違えば、選ぶツールも違う
Otterは会議を中心に設計されています。アシスタントがZoom、Microsoft Teams、Google Meetに参加し、録音しながらリアルタイムで文字起こしを行い、終了後に要約を送ってくれます。ほかで録音したファイルのインポートはあくまで補助的な機能で、回数も制限されています。無料アカウントでは通算3件、Proでも月10件までです。
BlaBlaScribeはファイルを中心に設計されています。音声や動画をアップロードするか、YouTubeやクラウドのリンクを貼り付けると、話者ラベル付きの文字起こしが作成され、編集・翻訳・要約や字幕としての書き出しができます。会議ボットはないため、仕事の大半がZoomでのリアルタイムのやり取りなら、この点は重要です。
対応言語と翻訳
Otterが文字起こしできるのは英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、簡体字中国語の6言語で、1つの会話につき1言語です。専用の翻訳機能はなく、OtterのヘルプセンターではOtter Chatに翻訳を頼む方法が案内されています。
BlaBlaScribeは120以上の言語を文字起こしし、50以上の言語に翻訳できます。タイムスタンプと話者ラベルが保たれるので、翻訳をそのままSRTやVTTの字幕として書き出せます。ポーランド語のポッドキャストやトルコ語のインタビューなら、Otterはそもそも選択肢に入りません。
実際の料金
数字だけ見ればOtter Proの方が安く、1,200分で月額$16.99(年払いなら$8.33)。一方BlaBlaScribe Creatorは600分で月額$14(年払いなら$11)です。ただし分数の使い方が異なります。Otter Proは1回の会話が90分まで、インポートは月10件までなので、毎週2時間のポッドキャストは収まりません。BlaBlaScribeが数えるのは分数だけで、ファイル数は無制限、1ファイル最長5時間まで対応します。
プライバシーとAI学習
Otterのプライバシーページによると、モデルの学習前にユーザーデータを匿名化しているとのことです。つまり、個人を特定する情報は除かれるものの、録音は学習に使われます。BlaBlaScribeは音声や文字起こしをAIモデルの学習に一切使わず、すべてのデータをGDPRに準拠したドイツの自社サーバーで保管しています。